新潟県の小学校・中学校の教職員組合

2017年8月9日水曜日

寄宿舎指導員昇任差別裁判、不当判決! 新たな「異動方針」で昇任異動実現!

校長の責任をあいまいにし、県の架空の「異動方針」を適用させる誤認!


3月17日(金)、新潟地方裁判所で、県立盲学校寄宿舎指導員の主任昇任差別訴訟の判決があり、斎藤巌裁判官は原告の訴えを棄却しました。
判決は、「元校長から昇任・異動が実現するという発言があったとは考え難い」、「県教委にも異動希望が伝えられている」、「県は異動を昇任の条件としている」と、K元校長や県の言い分を一方的に認める、極めて当局よりの不当な内容です。
また、平成28年度の人事では、県が唐突に出してきた、説明も運用もされていない「架空の異動方針」をそのまま鵜呑みにする判決で、お粗末としか言いようがありません。

2017年5月10日水曜日

新潟県特別支援学校の学閥支配の実態

特別支援学校管理職の所属学閥 【ときわ会・・〇、 公孫会・・●、 高校籍(無派閥)・・*】

前代未聞のH28年内示は、学閥(公孫会)の玉突き人事の可能性!

主任昇任差別訴訟の原告である寄宿舎指導員の平成28年度昇任人事は、これまで前例のない遠方の上越特別支援学校への内示でした。この年、上越特別支援学校で主任昇任資格を得た方が、隣の高田特別支援学校(どちらも公孫会)に異動しました。そこへ寄宿舎指導員を異動させるという派閥内の玉突き人事が行われる可能性があったのです。主任は管理職ではないので、学校に複数人いても問題ないはずなのに、学閥人事に支配された県教委の実態が浮かび上がりました。

寄宿舎指導員昇任差別裁判、証人尋問終了

支援学校長らによる学閥人事、それに追随する県教委!


1月27日(金)、新潟地方裁判所で、県立盲学校寄宿舎指導員の主任昇任差別裁判の最終尋問が行われました。寄宿舎指導員に対する人権侵害への怒りに加え、県の人事行政への学閥の関与が初めて法廷で争われるということもあり、当日は傍聴席がほぼ満席となり関心の高さが伺えました。
証人は原告側寄宿舎指導員、元寄宿舎指導員のNさん、被告側K元県立盲学校長、O県義務教育課管理主事(参事)の4名でした。

2017年1月22日日曜日

寄宿舎指導員昇任差別人事裁判、 最終尋問の傍聴をお願いします

~露骨な学閥人事と、それに追随する県教委人事行政が明らかに!~


  1. 日 時  2017年1月27日(金)13:15~
  2. 場 所  新潟地方裁判所  第5法廷
  3. 内 容  証人尋問
    1. 被告側:K元県立盲学校長、県教委O管理主事
    2. 原告側:寄宿舎指導員、N元寄宿舎指導員)


このたび、原告と被告の県当局ならびにK元盲学校長との準備書面のやり取りが終了し、最終証人尋問を残すのみとなりました。
この最終証人尋問を受けて3月には判決が出る予定です。

新潟県の寄宿舎指導員は、「主任昇任の際に異動を伴う」という全国で唯一、不合理な条件が課せられており、寄宿舎指導員はこの異動条件の中で不利益を受け続けています。なぜ県教委は「異動」に固執するのでしょうか?

裁判を通して、学閥校長の人事への関与や、これまで新教組と合意してきた「異動の通例」を全く把握していない県教育委員会など、新潟県の教職員の人事を裏で牛耳る学閥の存在が見えてきました。
裁判勝訴に向け、お忙しいところですが、大勢の傍聴をよろしくお願いいたします。